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【サッカー】大久保 途中出場で攻撃活性化 「オレやれるな」2014年5月28日 紙面から
◇キリンチャンレンジカップ2014 日本1−0キプロスワールドカップ(W杯)ブラジル大会へ向けた壮行試合、キリン・チャンレンジカップが27日、埼玉スタジアムであり、日本は1−0でキプロスを下した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング47位の日本は、同130位でW杯に出場しない格下から前半43分にDF内田篤人(26)=シャルケ=がゴール。追加点は奪えなかったが、後半途中出場のFW大久保嘉人(31)=川崎=が攻撃を活性化させ「オレやれるな、って自信がついた」と胸を張った。チームは29日に直前合宿地の米国へ出発する。 停滞していた空気が一変した。タッチライン際に立っただけで、満員に膨れ上がったスタジアムの熱が急上昇する。後半13分、柿谷と交代した大久保が大歓声を背にピッチへ。「うれしかったね。久々に来たなっていう感じ」。ポジションは指宿合宿で一貫して務めていたトップ下ではなく、ぶっつけ本番となる1トップ。本田と大久保、一度も組んでいなかった両雄が初めて縦の関係をつくった。 2年3カ月ぶりの国際Aマッチ。あいさつ代わりの一発は、投入4分後の後半17分だ。左サイドの香川からパスを受けると、「(指宿合宿中に)ボンボン入ってた」と笑っていた右足ミドルを放った。結局シュートはこの1本だけ。ただ、誰より待ち焦がれていた35分間で、大久保は得点よりも大事なものを手にしていた。プレーと言葉でチームを活性化させたという、自負だ。 左サイドの香川には「自由に動け。おまえが中に行ったらオレも動くから」と指示。2人のボランチには「DFが2人いようが縦パスを入れてくれ」と強気のパスを要求した。動きの少ない本田には「近くにどんどん顔を出してやろう」とサポートを意識し、柿谷には「考えすぎてるから何も考えずに思い切り振り抜け」と試合後にアドバイスを送った。 個性を出すこと、リスクを冒すこと、無心で打つこと。すべては、固められたゴールをこじ開けるための術だ。ザックジャパンの戦術は緻密だが、同じ動きばかりでは対応される。「言われてることはやるけど、その中で自分の良さを出さないと怖さがなくなる」。自らが体得してきたものを伝えることで、うまいチームを怖いチームに変えられる確信を得た。 「すごく楽しかった。『オレやれるな』って自信がついた」。頼もしすぎるラストピース。チームが苦しんだ壮行試合は、大久保にとっては最高の船出となった。 (宮崎厚志) PR情報
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