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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
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【サッカー】ザック監督 本田と心中 きょうコスタリカ戦「絶対軸」2014年6月3日 紙面から
【クリアウオーター(米フロリダ州)本紙取材団】日本代表は1日(日本時間6月2日)、当地で2次キャンプ3日目の練習を行い、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向け、2日(同3日)にタンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで行われる親善試合コスタリカ戦の最終調整を行った。注目のセンターFWは大迫勇也(24)=1860ミュンヘン=の先発が濃厚。またアルベルト・ザッケローニ監督(61)は「絶対軸」としてFW本田圭佑(27)=ACミラン=の起用を貫徹する方針を示した。 ザッケローニ監督は1日(日本時間2日)の公式会見で、精彩を欠くFW本田に関し、「本田の特長や能力はよく分かっている。本田自身も何を期待されているか、よく分かってくれている」と変わらぬ信頼を示し、W杯1次リーグ初戦のコートジボワール戦を念頭に、「しっかりと本番に合わせられると思っている」と語った。本田に取って代わる選択肢についてはあえて答えず、エースの復調を信じ、起用を続ける考えを何度も強調。いわば、本田との“心中宣言”だ。 コスタリカ戦でも、ザック監督は本田をトップ下で先発起用することが確実。長時間プレーすることで、独特の勝負勘を呼び覚ましたい狙いもあり、ザック監督は「より多くの時間、試合に出るべきだと考えている。フル出場させるという約束をしているわけではないが、できる限り長い時間使いたい」と話した。 本田は壮行試合のキプロス戦(5月27日・埼玉)でミスを連発して大ブレーキだった。今年1月に移籍したミランで定位置を奪えず、不慣れな右サイドで苦闘した。その影響は大きく、今も“低空飛行”が続いている。 本大会を直前に控えながらも、「根拠のない自信がある」と本田自身はうつむくそぶりも見せないが、コスタリカ戦で復調を示さなければ、ザック監督が信頼する根拠は揺らぎかねない。 (松岡祐司) PR情報
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