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【サッカー】長友警鐘3カ条 ぶれるな 浮かれるな 過信するな2014年6月5日 紙面から
【クリアウオーター(米フロリダ州)本紙取材団】ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する日本代表は3日、逆転勝ちした強化試合のコスタリカ戦から一夜明け、疲労回復などを目的とした軽めのメニューを消化した。DF長友佑都(27)=インテル・ミラノ=は、1次リーグ初戦のコートジボワール戦を見据え、戒めの「警鐘3カ条」を打ち鳴らした。 逆転劇の快感に浸る間もなく、長友はただちに「反省会」を開いていた。本田、香川ら大志を共有する主力選手と膝をつき合わせ、明確な道筋を確認したという。 (1)意志をぶらすな 「僕たちが向かっている道、進んでいる道は間違っていない。このサッカーができれば強豪国にも勝利できる。ただ、1人でも意志がぶれると結果は出てこない」 成果も課題も、すべてが収穫。最終調整の時期に、勝利という結果はほんのご褒美にすぎない。だから、安心感、満足感がかけらでもあれば、必ず排除せねばならない。 (2)浮かれるな 「勝てたことは良かったけど、これで気が抜けたり、浮かれていたりしたら、コートジボワールにはやられる。前線のジェルビーニョ、ドログバ、ヤヤトゥーレは昨日(のコスタリカ)とはレベルがかけ離れている。満足していたら正直、難しい」 自信がなくては勝てない。W杯での必要条件でもある。ただ、コスタリカに勝ったからといって、その自信を膨らませすぎてもいけない。 (3)過信は禁物 「自信の中にはポジティブな部分とネガティブな部分があり、ネガティブな自信を持つとスキが出てくる。心の中にスキが出てくると、プレーにもスキが出てくる。『自分たちは強い』と相手を見下すような気持ちも大事だけど、それが(過信となって)上回ってしまうと、スキを突かれる」 勝利したのに、その後の細かな心構えや反省にまで厳しさを求めた。ベンチも含めた23人それぞれの自戒に、躍進の鍵がある。妥協を許さぬ長友と、それに応えようとより高いレベルで団結するチーム。あらん限りの向上心と勝利への執念が、日本を新たな未来へと導いていく。 (松岡祐司) PR情報
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