反省するときは自分を「あなた」と呼ぶとより効果的:実験結果
実験に参加した半数には、不安な気持ちを一人称(「私はなぜ緊張しているの?」)で表現するよう指示しました。残りの半数は、自分のことを名前か代名詞の「あなた」(「あなたはなぜ緊張しているの?」)で表現するように指示。その後、参加者に対し、どれだけ緊張し、悪い想像をしたかについて、スピーチの直後に質問しました。
結果は、一貫性のあるものになりました。自分の名前や「あなた」を使って自分に話しかけた人は、「私」を使った人に比べて、緊張や悪い想像をすることが少なかったのです。この実験では「あなた」という言い方にすることで、自分に自信を持ち、緊張も少なくなり、話の説得力が増すことが分かったのです。
つまり、三人称代名詞を使うと、自分を第三者の目で見られ、より客観的にアドバイスできるようになるのです。個人差は当然あっても、もし自己批判が主観的すぎると感じることがあるなら、自分を「あなた」と呼んでみると良いかもしれません。
'Self Talk': When Talking to Yourself, the Way You Do It Makes a Difference | Wall Street Journal via 99u
Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac)
Photo by Peter Alfred Hess.
- ハングオーバー!!! 最後の反省会(字幕版)
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