なにこれ、誰が喜ぶのよ、コレ
おはよう、0人目の友達。
すごく、どうでもいい話をしたいと思います。
時々、口の中にチクチクとした違和感がある。そうなると自分は、テッシュを手にとって、違和感を舌で押し出し唾と共に吐き出す。
すると1cmくらいの短い毛が出てくる。
さて問題、この毛はどこの毛でしょうか?
僕は以前まで、胃の中には毛が生えており、その抜け毛が逆流して口の中にあるのだと思っていた。と、いうのは嘘で。
まつ毛 だと思っていた。
目を擦ると抜けたり、目の中に入ったりするのはよくある話で、まつ毛が抜けるということは僕にとって当たり前の事象だ。あまり抜けすぎるのは困るけど、まつ毛は良く抜けるイメージがある。
だからこそ、口の中に入ってくる短い毛も「まつ毛で間違いない」
そう…… 思っていた。
間違いあるっ!!
数年前、口の中にチクチクとした違和感を覚え、僕は咄嗟に「あ、口にまつ毛入ってる」と言った。
は?
一緒にいた友人は、凄く怪訝そうなリアクションを見せる。
「よくあるじゃん、抜けたまつ毛が口に入ってること」
僕の体に起こることだから、誰の体にも起こるものだと思っていた。
抜けたまつ毛は口にダイレクトインするものだと…
そう、この一言を聞くまでは… 思っていた。
それ……
鼻毛じゃない??
え?
鼻毛??
まつ毛と鼻毛、並べて同時に見たことはないので見た目を基準に判断することは難しい。
距離的に考えれば、鼻毛の方が口に入ってしまう可能性は高いだろう。鼻の穴は口のある方向に空いているのだし、鼻毛が落ちれば必然的に口へ向って落ちていくことになる。
たしかに、確かにそうなのだけど、僕はなぜだか受け入れることができなかった。
いいや、これはまつ毛だ!
言い張った。張ったところで何の得も無いのに張り倒した。
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僕は鼻毛のことを認めるしかない
数日後、鏡の前で黙々と鼻毛の処理をしていた。
当時は眉毛用のハサミで、はみ出した鼻毛をチョキチョキ切っていた。
手入れを終えて、プラプラ過ごしていると……
ん?
口の中にチクチクとした違和感がある。
その瞬間、僕は友人の言葉を思い出した。
それ、鼻毛じゃない??
それ、鼻毛じゃない??
それ、鼻毛じゃない??
それ、鼻毛じゃない??
そうですね、鼻毛ですね!!!
カットした鼻毛が口の中に入っている事実を、僕は認めるしかなかった。
口の中に短い毛が入っている。でもそれはまつ毛じゃない、眉毛でもない。
それは…… 鼻毛!
間違いないっ!
え、知ってた???
ヌラヌラと光る。