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【大リーグ】

ドジャースのベケットがノーヒッター 自身初、ド軍では野茂以来18年ぶり

2014年5月27日 紙面から

◇ドジャース6−0フィリーズ

 ジョシュ・ベケット投手(34)は25日、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦で自身初のノーヒットノーランを達成した。米複数メディアが報じた。投球内容は自己最多の128球で6奪三振、3四球。今季メジャー初の快挙で、ド軍では1996年9月17日に野茂英雄がロッキーズ戦で達成して以来、18年ぶり24度目。

 最後の打者アットリーは、この日最速の94マイル(約151キロ)直球で見逃し三振。ガッツポーズするベケットにビュテラ捕手が飛び付き、駆け寄ったナインからはスポーツドリンクをかけられる“ゲータレード・シャワー”で祝福された。

 「9回の前の投球練習は『達成できればすごいけど、できなくても元気な妻と子どもたちがいる。そっちの方がよっぽど大事だ』と思っていた」

 腕の神経を圧迫される胸部出口症候群を患い、昨年7月は肋骨(ろっこつ)除去手術を受けた。かつての剛腕は、カーブとチェンジアップを多投する技巧派として蘇り、「多くのことに打ち勝ってきたと思う」と、しみじみと語った。

 

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