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【大リーグ】

松坂が今季初先発で2勝目 監督は中継ぎ適正強調で次はない!?

2014年5月27日 紙面から

◇メッツ4−2ダイヤモンドバックス

 先発としての力量を猛アピールした。メッツの松坂大輔投手(33)は25日、地元ニューヨークでのダイヤモンドバックス戦で今季初先発。6イニングを3安打2失点、6奪三振で今季2勝目(0敗)をマークした。打席でも、左前安打で今季初打点をたたき出した。

 今季15試合目の登板は、昨年9月25日以来242日ぶりのまっさらなマウンド。雨天ノーゲームの代替試合という緊急先発できっちり仕事をした松坂は、共同電などによれば、「ルーキーではないので慌てることはなかった。必要最低限のことはできたと思う」と満面の笑みだった。

 打席でも仕事をした。0−2の2回に、バットをへし折られながら遊撃の頭を越すタイムリー。自らのバットで1点差に詰め寄り、「ヒットぐらいなら簡単に打てるもんですね」とおどけた。

 13日のヤンキース戦はメジャー初の救援勝利を挙げたが、「リリーフで勝ってもうれしくない」と言い放ち、この日も「先発の方が楽。リリーフだとどうしても先発投手の勝ちを意識してしまう」と、あらためて先発へのこだわりをのぞかせた。

 今後の起用法について、コリンズ監督は「中継ぎとしての存在価値が高い。現時点では(先発は)ないと思う」と語ったが、有事の際に限らず、首脳陣の心変わりを促すのに十分な力投だった。

 

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