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【大リーグ】

ブルージェイズ、7連勝で首位快走 73本塁打はメジャートップ

2014年5月28日 紙面から

 21年ぶりの栄光も夢ではない。ブルージェイズは26日、地元トロントでのレイズ戦で3発、16安打を浴びせ10−5で快勝。7連勝でヤンキースと2ゲーム差のア東地区首位を守った。米複数メディアが報じた。エドウィン・エンカーナシオン一塁手(31)は6回に左翼へ15号ソロを放ち、「5月13発」は2012年のホセ・バティスタ外野手を抜く球団新記録となった。

 この7連勝中は、ワールドシリーズ連覇を狙うRソックスと、メジャー勝率トップだったアスレチックスを3連勝スイープ。4カード連続勝ち越しは4年ぶりで、ギボンズ監督はこの日「物事がうまくいくときは、うまくいくものだ。ポテンヒットも何本か出たしな」と高笑いした。

 チーム73本塁打は両リーグ最多、251打点もリーグ最多。その中心はエンカーナシオンだ。15本塁打はリーグ2位、41打点は同5位。同僚のクラツ捕手は「あいつの打席だけは見逃しちゃいけない」と力説した。

 昨年の開幕前は大幅な補強を敢行し、地区Vの筆頭候補だったが、74勝88敗でまさかの最下位。だが、1年を経てチームが一丸となり、米サイトのスポーツグローリーは「昨年の期待に完全に応えつつある」とした。1992、93年にワールドシリーズを連覇してから一度もプレーオフ進出がないブ軍。カナダに生息する鳥アオカケスをシンボルとする球団が、21年ぶりに羽ばたこうとしている。

 

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