蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事
【大リーグ】ダルビッシュ、また首痛で登板回避 3年で4度目 28日に精密検査2014年5月29日 紙面から 【アーリントン(米テキサス州)大城和美】またも首…。レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)は、首の張りで27日のツインズ戦先発を回避した。同じ箇所の故障はメジャー3年目で4度目で、今季の開幕投手も寝違えのため回避した。ダルビッシュ自身は、ツイッターで「今回は比較的軽い」と強調。球団によれば、磁気共鳴画像装置(MRI)の検査結果は異常なし。28日に専門医の再診断を仰ぎ、故障者リスト(DL)入りするかどうかなど処遇を決定するという。 サイ・ヤング賞に立ちはだかる最大の敵は、対戦相手ではなく「首」かもしれない。ダルビッシュはこの日、起床時に首の張りがあると球団に連絡。治療を受けて症状は改善したが、ツインズ戦の先発は回避し、ダニエルズGMは「(首痛は今季)2度目だということと、故障者続出の現状を考慮して大事を取った」と説明した。 4月も寝違えによる首の張りで開幕投手を回避するなど、これで首痛による離脱はメジャー3年間で4度目だ。遠征先のミネアポリスの病院で受けたMRI検査は異常なしで、翌28日にドーセット専門医の再診断を仰ぐという。同GMは「今後のことは明日の様子を見てから決める。朗報ならば登板を1試合回避するだけで済むだろうし、そうでなければ状況次第だ」と話した。 ダルビッシュは自身のツイッターで「今回は比較的軽いので心配しないでください。マッサージ、鍼(はり)等、ケアの部分でかなり高いレベルでのサポートを受けながら日々過ごしていますが防げませんでした。課題を貰(もら)ったと思って頑張ります」(原文まま)とつぶやいたが、体のケアという面ではアスリートでも屈指のレベルで知られるだけに、何とも皮肉だ。 15日の自身のブログでは、自宅で専門機器を使い約45分のアイシングをするなど自身の登板後のケアを紹介。栄養学、生化学、病理学などの本を読み、食事も体への影響を常に考慮している。3月は「トレーニングも栄養摂取も、ちゃんとするのはプロとして当然のこと。自分の仕事には決して手を抜けないし、手を抜くならばお金をもらう資格はない」と話すほど意識は高いが、首痛だけは避けられていない。 球界のエースの証しであるサイ・ヤング賞を獲得するには、シーズン200イニングの投球回数が一つの目安で、今季2度目のDL入りとなれば、クリアするには厳しい状況となる。再発防止のためにどうするのか−。右腕にとって、マウンド以外で迎えた最大の試練だ。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|