中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

イチロー、約1カ月ぶりの適時打 古巣のエースから快音

2014年6月4日 紙面から

◇マリナーズ10−2ヤンキース

 ヤンキースのイチロー外野手(40)は2日、地元でのマリナーズ戦に7番右翼で先発出場し、古巣のエース右腕ヘルナンデスから5月3日以来、約1カ月ぶりとなる適時打を放ったが実らず、チームは2−10と大敗した。

 2点を追う4回2死二、三塁で巡ってきた第2打席。5球目の外角低め93マイル(約149キロ)のツーシームを捉えると、打球はヘルナンデスの左足スパイク裏に当たって方向を変え、遊撃前に転がる。処理を焦ったミラーが後逸する間に三走マキャン、二走ソラルテが相次いで生還し、試合は一時振り出しに戻った。

 「ダイスケ・ヘルナンデスやね。いいピッチャー。(対戦が楽しい)数少ない投手」。2球目にこの日最速95マイル(約153キロ)を計測するなど、真っ向勝負を挑んでくるかわいい後輩を、日本時代から好敵手の関係にある松坂(現メッツ)に例えたイチロー。結果、価値ある一打も記録し、自然と言葉もはずんだ。

 ただ、二進後の走塁では三塁憤死。ジョンソンの遊撃内野安打時に三塁コーチのストップの指示が遅れ、オーバーランしてしまった。「(相手ショートの位置は)全く見えてない。僕は(コーチの)指示があった後にすぐ止まった」と追加点のチャンスをつぶし、無念そうな表情を浮かべた。 (ニューヨーク穐村賢)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ