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【プロ野球】

連勝失敗 イヌワシ党ため息

2014年6月2日 紙面から

◇広島4−1楽天

 広島は1−1の5回に菊池の適時打で1点を勝ち越すと、6回にロサリオの5号2ランでリードを広げた。バリントンが7イニング1失点でリーグトップに並ぶ7勝目。楽天は8回1死満塁で無得点に終わるなどつながりを欠いた。

     ◇

 連勝が遠い。楽天がわずか1点に抑えられ、4月19日以来となる連勝に失敗。3点を追う9回の攻撃があっさりと三者凡退で終わると、2日連続で満員札止めとなったコボスタ宮城はイヌワシ党のタメ息に包まれた。

 白星のチャンスはあった。黄色靱帯(じんたい)骨化症などを患い、東京都内で休養している星野監督に代わって指揮を執る佐藤監督代行が「追い越してほしかった」と振り返ったのは、2回の逸機だ。

 同点に追いついた直後の1死満塁で藤田が遊ゴロ併殺。主導権をつかめず、逆に広島に押し切られる結末を招いた。

 最後の連勝後、勝利を収めた後の11試合で計13点しか奪っていない。佐藤監督代行は「どこかで打開したい。打つ方が頑張ってほしい」と攻撃陣の奮起に期待する。借金は9に逆戻り。どうにも波に乗れない状況が続いている。 (井上学)

 

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