◇メモリアル・トーナメント<第1日>
▽29日、米オハイオ州ダブリン ミュアフィールドビレッジGC(7392ヤード、パー72)▽晴時々曇り、気温27度、弱風▽賞金620万ドル、優勝111万6000ドル▽120選手
【ダブリン(米オハイオ州)テッド・ムース】松山英樹(22)=レクサス=は4バーディー、2ボギーの70で首位と7打差の21位につけた。石川遼(22)=カシオ=は1イーグル、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で45位。63をマークしたロリー・マキロイ(英国)が首位発進し、3打差の2位にバッバ・ワトソン(米国)ら3人。前週優勝の世界ランキング1位、アダム・スコット(オーストラリア)は6打差の11位。
今週は準メジャー格の大会であり、2週後の全米オープンの前哨戦とあって出場メンバーには大物がずらり。その中で、前週は3日目終わって首位に立ち、自身初の米ツアー最終日最終組に入った松山は、上々のスタートを切った。
ショットは切れを欠いたが、グリーン上では26パットと好調。出だしの1番は18メートルをうまくカップに寄せてパーで切り抜け、6番は3メートル、7番は1・5メートルを沈めて連続バーディー。18番では2・5メートルの下りのフックラインを慎重に決めてバーディーフィニッシュ。このところ不安だった短いパットは、最後まで危なげなかった。「タッチが合ってきた。最近の中では一番いい感じ」と本人も手応えがありそう。
めったに自画自賛するタイプではないが、報道陣へのコメントを「まずまずのスタートだと思います」という言葉で締めたところに、前週優勝争いした自信をうかがわせた。
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