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 栃木県今市市(現日光市)で2005年、小学1年の吉田有希さん(当時7)が刺殺された事件で、無職勝又拓哉容疑者(32)=殺人容疑で逮捕=の自宅から押収したパソコン(PC)内に、幼児性愛を示す大量の画像データが保存されており、一部は消去されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査本部は消去されたデータを復元して解析しており、幼児への強い執着が事件の背景にあるとの見方を強め、動機などを調べている。5日午前、勝又容疑者を殺人容疑で宇都宮地検に送検した。

 捜査関係者によると、復元できた画像データや、消去されずにそのまま残されていた画像には、出所が分からないものやインターネット上からダウンロードしたものなどが混在していた。