梅田悟容疑者【拡大】
AKB48の川栄、入山らを襲った凶器の折りたたみ式のこぎりの背の部分に、殺傷能力を高める狙いでカッターの刃のようなものが貼り付けられていたことが28日、分かった。
岩手県警によると、殺人未遂容疑で逮捕した梅田悟容疑者(24)は「のこぎりは以前から自宅にあったもので、(刃は)自宅で貼り付けた」と供述。刃は長さ約8センチ、幅2~3センチで、のこぎりの背の部分から一部がはみ出すように貼られていた。また、「(のこぎりは)襲いかかる直前に取り出した」「AKBなら誰でもよかった。2人の名前は知らなかった」とも供述。計画的な犯行とみて調べている。
梅田容疑者の母親は、「折りたたみ式のこぎりは3年ぐらい前に買ったが、今は見当たらない」「息子の部屋の押し入れには、別ののこぎりもあった」と話していた。
県警は、この日の家宅捜索で容疑者宅からAKBの「ハート・エレキ」「前しか向かねえ」のCD2枚を押収。握手会に参加するには、これらの初回限定盤に封入されている握手券が必要だった。県警は入手時期を調べている。
(紙面から)