親子で英語を学ぼう!

塾で英語を教えていると、英語が嫌いな子が非常に多いことに驚かされます。そんな子どもたちにとって、英語を学ぶことは「苦痛な勉強」になっています。それは、学校のテストで良い点数を取ることだけが目的になってしまうから、楽しいはずの英語の勉強が苦痛へと変わってしまうのです。このブログでは、子どもが「自分を表現出来る手段」として英語を使えるように、楽しく身に付ける方法を考え、読者の方と共有していきたいです。

インプットばっかりしていない?身近な英語のフレーズを話して、アウトプットの機会を作ってみよう。

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昨日 id:ImageLink さんが書かれていた記事に妙に納得しました。
英語を完璧に聞き取らなくてもよい3つの理由 - ImageLink's diary

こと英語となると、完璧主義を貫かなくては!という感覚が芽生えがちではないでしょうか。それってきっと受験英語で点数だけを気にしてきた影響もありそう…。
でも、日本人同士で話していても会話が噛み合ない事って日常茶飯事。それは相手の言っている内容を100%は理解していないってことで、英語でも「何言ってるのかわからないなぁ」っていうことがあったってアタリマエなんですよね。

日常的な会話の練習って大事です

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子どもには日常の会話を英語でするってあんまり難しく考えないで「とりあえず伝わらなくても、コミュニケーションを楽しもう」ってスタンスをまず作ってあげたいですね。

・『小学校英語活動の経験と 中学生の英語学習に対する意識との関係』(酒井英樹・福本優美子):http://www.arcle.jp/research/edu_english/data/pdf/0015_1.pdf


この研究によると、小学校からの英語教育は英語を学ぶモチベーションUPにつながっていることは間違いなさそうです。しかし、そのモチベーションが中学に入ると英語学習の得手不得手に関係を及ぼしていないということと、すぐ受験英語(文法暗記中心の学習法)が始まる現実を考えると、中学校に入ってからの英語に対する捉え方は昔のままな気がしますね。

英語でコミュニケーションがとれるということは、世界を相手に仕事ができたり、趣味を共有出来るということ。子どもの将来の可能性を大きく広げることにつながっていきます。
そのためにも「世界にはたくさんの人種の人がいて、その人たちと英語で話すと色々と思ってることをやりとりできるんだ」ってことを楽しく感じ取れれば、英語に対する心の壁は作られずに済むのではないでしょうか。

赤ちゃんの頃から英語で語りかけてみよう

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小さい頃からのインプット・アウトプットは自然に英語に慣れるのには有効。ということで、赤ちゃんの頃の語りかけを日本語と同時に英語でも語りかけてみてはいかがでしょうか。これを習慣にすると結構面白かったりします。
以下に英語の語りかけについて書かれたサイトをご紹介します。

英語での語りかけにルールを設けてみる

  1. 英語での語りかけ

このサイトでは3つのルールを設けて語りかけをしていたようです。
たしかに3日坊主になりがちなので、特定のときに語りかける等のルールは長く続けるのに必須かもしれません。