-
【政策ウォッチ編・第24回】 事実上、利用できない制度へと変わる!?
生活保護法「改正」案の驚くべき内容 ――政策ウォッチ編・第24回[2013年05月17日]
生活保護費の引き下げを含む生活保護法改正案が、5月17日にも閣議決定されようとしている。この改正案の内容を見ていくと、事実上、生活保護申請を極めて難しい状況にしており、生活保護制度が有名無実化、既得権化する可能性がある。 -
【政策ウォッチ編・第23回】 「デフレによる物価下落」は事実なのか?
不明瞭な根拠による生活保護基準引き下げへの疑問 ――政策ウォッチ編・第23回[2013年05月10日]
2013年4月16日、平成25年度予算案が衆議院を通過した。この予算案には、生活保護基準引き下げ方針によって削減された生活保護費が含まれている。今回の引き下げの根拠となったのは「デフレによる物価下落」とされているが、果たしてそれは事実なのか。 -
【政策ウォッチ編・第22回】 生活保護は「恩恵」と発言した厚労相と
低所得層の実態把握なしに進む衆院予算委への疑念 ――政策ウォッチ編・第22回[2013年04月19日]
2013年4月16日に、平成25年度予算案が衆議院を通過した。予算案には、生活保護基準引き下げ方針によって削減された生活保護費が含まれている。この衆議院予算委員会では、現役の厚労相が生活保護を「恩恵」と驚きの発言まで飛び出した。 -
【政策ウォッチ編・第21回】 インフレ、消費税増税でも生活保護費は引き下げ!?
厚労省が根拠にする「物価下落」のマボロシ ――政策ウォッチ編・第21回[2013年04月12日]
厚労省の生活保護費引き下げ方針は、2013年8月、いよいよ実施されようとしている。生活保護費引き下げの根拠の1つは、デフレの影響による物価下落だ。では、予定されている生活保護費引き下げ幅は、物価下落幅に対して妥当だろうか? -
【政策ウォッチ編・第20回】 生活保護は誰のための制度へと変わるのか?
厚労省・課長会議で明らかになった新たな運用方針 ――政策ウォッチ編・第20回[2013年04月05日]
3月11日、厚生労働省・社会・援護局関係主管課長会議が開催された。生活保護を中心とした援護政策について、次年度の厚生労働省方針が、全国自治体の担当部署の課長たちに示される場だ。その場では、どのような方針が示されたのだろうか? -
【政策ウォッチ編・第19回】 ギャンブル依存症を知らずに依存症対策!?
「生活保護費浪費禁止条例」が逆効果になる可能性 ――政策ウォッチ編・第19回[2013年03月29日]
兵庫県小野市議会は「小野市福祉給付制度適正化条例」を可決した。問題となっているのは、「生活保護受給者等が、ギャンブルなどの浪費を行っている場合には、地域住民が市に情報を提供する」という部分。この試みに成算はあるのか。 -
【政策ウォッチ編・第18回】 「生活保護費でギャンブル禁止条例」は本当に必要か
全国初制定を目指す兵庫県小野市の主張[2013年03月22日]
2013年2月27日、兵庫県小野市議会で提出された「小野市福祉給付制度適正化条例」が、物議をかもしている。内容は「生活保護など福祉給付を受けている人々がギャンブルなどの浪費を行わないように地域住民が見守る」というものだ。 -
【政策ウォッチ編・第17回】 貧困層の子どもたちを“悪い学校”に行かせない!
アメリカ・ボストン郊外で続く約30年間の試み ――政策ウォッチ編・第17回[2013年03月15日]
アメリカ・ボストンで最も貧しい地域の1つであるダドリー地域。荒廃したこの地域再生の目的で、1984年に設立されたNPOがある。このNPOでは、貧困層の子どもたちに貧困を連鎖させないための様々な取り組みを行っている。 -
【政策ウォッチ編・第16回】 「最低賃金が下がる」だけじゃなかった!
明らかになった生活保護引き下げの広く深い影響 ――政策ウォッチ編・第16回[2013年03月01日]
1月下旬、政府によって生活保護基準引き下げの方針が打ち出されて以後、その内容が時々刻々と明らかになってきた。生活保護基準の引き下げが、広く国民全体の生活に中長期的に与える可能性のある影響は、現時点では想像を絶するほど広く深い。 -
【政策ウォッチ編・第15回】 日本の生活保護を海外と比較することは妥当か?
格差社会アメリカ・ボストン市で見た貧困層の実態 ――政策ウォッチ編・第15回[2013年02月22日]
日本の生活保護基準が「高すぎる」とされる時、比較対象とされるのはOECD諸国の公的扶助水準である。なかでもアメリカは、日本で公的扶助水準が低い国として知られている。そこで今回は、アメリカ・ボストンで見た困窮者の生活を紹介したい。 -
【政策ウォッチ編・第14回】 生活保護当事者はジェネリック医薬品利用が原則に!?
厚労省が促進する後発品処方の知られざる影響 ――政策ウォッチ編・第14回[2013年02月15日]
生活保護受給者に対する医薬品の処方は、ジェネリック医薬品を基本とする方向へ向かいつつある。では、ジェネリック医薬品は、本当に先発薬と比べて「同じ効能で安くつく」と言えるものなのだろうか。 -
【政策ウォッチ編・第13回】 生活コストは上昇しているのになぜ生活保護費削減!?
「デフレ」を理由とした引き下げ論の不思議 ――政策ウォッチ編・第13回[2013年02月08日]
2013年1月27日、政府は生活保護基準の引き下げ方針を明らかにした。主要な根拠は、社会保障審議会・生活保護基準部会による報告と、デフレによる消費者物価下落である。果たしてデフレは生活保護基準を引き下げる充分な理由になりえるのか。 -
【政策ウォッチ編・第12回】 生活困窮者は日本経済低迷の犯人か!?
再起の可能性を奪いかねない厚労省の困窮者支援策 ――政策ウォッチ編・第12回[2013年02月01日]
厚生労働省・社会保障審議会は、2012年4月から12回にわたり、生活保護に代わるべき生活困窮者支援の新しい枠組みについて検討を行なってきた。しかし新しい枠組みは、むしろ困窮者の再起を遠ざけるようなものにしか見えない。 -
【政策ウォッチ編・第11回】 「生活保護10%引き下げ」への疑念
厚労省報告書から読み取れない保護費削減の根拠は? ――政策ウォッチ編・第11回[2013年01月25日]
2013年1月18日、厚労省社会保障審議会の生活保護規準部会が取りまとめた報告書を受けて、政府与党と厚労省は、生活保護基準を引き下げる方向とした。今回は、“報告書の検証”から本当に基準は引き下げられるべきだったのか検証したい。 -
【政策ウォッチ編・第10回】 最初から「引き下げありき」だった?
生活保護見直しを巡る厚労省と当事者・支援者の攻防 ――政策ウォッチ編・第10回[2013年01月18日]
厚生労働大臣は、2013年以後の生活保護基準について「全体として引き下げる」という方針を表明した。これを受け、当事者たちはいま、どのような思いでいるだろうか? -
【政策ウォッチ編・第9回】 なぜ自民党に“先祖帰り”してしまったのか
元民主党政策秘書が語る生活保護改革への危機感 ――政策ウォッチ編・第9回[2013年01月11日]
第2次安倍政権が本格的に動きはじめた。動きの中には、生活保護政策の見直しも含まれている。そうしたなか今回は、昨年12月の衆院選で落選した民主党議員のもとで政策秘書を務めた人物が語る現在の生活保護制度への思いを紹介したい。 -
【政策ウォッチ編・第8回】 趣味のモノ購入、夢のための貯蓄は許される?
生活保護受給者に許される「最低生活費」はいくらか ――政策ウォッチ編・第8回[2013年01月04日]
安倍内閣が成立した。生活保護基準切り下げを目指す動きも、それに対抗する動きも、今後ますます激しくなりそうだ。こんな時期だからこそ、一度、基本に立ち返ってみようではないか。生活保護制度が保障する「最低限度の生活」とは、いったい何なのか? -
【政策ウォッチ編・第7回】 自民圧勝で生活保護受給者は絶望の淵に
元公務員ワーキングプアが語る貧困世帯の悲惨な現場 ――政策ウォッチ編・第7回[2012年12月21日]
北海道、札幌から高速バスで2時間程度の場所にある町に住む女性(43歳)は、自民党圧勝の選挙結果を受けて「終わりです」と語る。彼女は生活保護受給者の1人で、その町人の15%程度は生活保護を利用しているためだ。 -
【政策ウォッチ編・第6回】 生活保護バッシングは高齢者批判そのものだった?
政治家まで“弱者の論理”を持ち出す日本への危機感 ――政策ウォッチ編・第6回[2012年12月14日]
ツイッターで強い影響力を持つ「のいほい」氏らは、今年7月、生活保護バッシング報道への意義申し立てとして、意見広告を毎日新聞に掲載した。そんな「のいほい」氏は、次期政権によって生活保護制度が危機にさらされる危険性を危惧する。 -
【政策ウォッチ編・第5回】 どの政党を選べばいいか分からない読者必見!
生活保護制度へのアンケート結果でわかる各党の本音 ――政策ウォッチ編・第5回[2012年12月07日]
選挙までの残り日数が10日を切った現在、選挙をまったく気にせずに過ごすことは難しい。今回は生活保護当事者など最も弱い人々に対する政策を、各党のアンケートへの回答から読み解きたい。生活保護政策から、各党の政治姿勢が立ちあらわれて来るからだ。
上枠
下枠
「生活保護のリアル みわよしこ」の全記事一覧
-
山田厚史の「世界かわら版」
勝算薄い北朝鮮の拉致再調査 被害者は果たして帰ってくるか 2014.06.05
-
株ニュースの新解釈
女子大には缶コーヒーがない?! 2014.05.08
-
ニッポン 食の遺餐探訪
なぜ外国人シェフは「日本の包丁」に惚れ込むのか 2014.06.04
-
ニッポン 食の遺餐探訪
なぜ外国人シェフは「日本の包丁」に惚れ込むのか 2014.06.04
-
山崎元のマルチスコープ
「すき家騒動」の教訓は何か? 2014.06.04
-
エコカー大戦争!
ついに「グーグルカー」自動運転車プロトタイプ登場!!――トヨタ・日産・ホンダ等… 2014.06.03
-
男のアンチエイジングと「食」
老化を防ぐ、お酒の飲み方とは? 2014.05.30
知っておきたい価値ある情報 ダイヤモンド・オンラインplus
話題の記事
-
【山崎元のマルチスコープ】
「すき家騒動」の教訓は何か? 2014.06.04 -
【ニッポン 食の遺餐探訪】
なぜ外国人シェフは「日本の包丁」に惚れ込むのか 2014.06.04