神社へ行き、城へ行き、寺に行く。
どうも、神城寺 道瑠です。
皆さん旅・・・してますか?
西国三十三ヵ所も残す所あと30個です。
三ヵ所目も和歌山に有るので、紀三井寺からすぐに行くことが出来ます。
今回は粉河寺です。いってみましょー。
◆御詠歌
父母の
恵みも深き
粉河寺
ほとけの誓い
たのもしの身や
それによると、宝亀元(770)年、粉河の猟師 大伴孔子古(おおともくじこ)が、風猛山で獣を追っていると地面が光を放っている場所を見つけ庵を建てたが、安置する仏像がない。
そこへ童姿の行者(童男行者)が現れ、七日間の間に仏像を作ることを約束した。
七日目に庵を開けると行者の姿はなく、千手観音像が立っていた。
孔子古はその観音像を大切に祀ったという。
これが粉河寺の始まりだ。
中に入ると休憩所があります。
ここで土産物を購入すると良いでしょう。
『粉河みそ』が名物みたい。
また河内国の長者の娘が病で苦しんでいるところへ童男行者が現れ、娘の病を治した。
長者は紅の袴と箸箱をお礼に贈った。
翌年、長者親子が粉河寺の行者を訪ねると千手観音像に袴が掛けられ、箸箱を持っていた。
親子は驚き、各自が出家して寺を建て直したという物語も記されている。
驚きの門・・・
凄い迫力だ!
若干写真が傾いているのは素人の僕の腕がさせた技だろう。
あれが本堂です。
左に見えるのですが鳥居がありますよね。
神社とくっついていて、神社から音楽が聞こえてきます。
全てを見透かされているようだ・・・
本堂は西国札所でも最大級の建物だ。
何度も再建され現在の本堂は享保5(1720)年に建築されたものだ。
本尊は千手観音菩薩。
童男行者が作ったといわれる本尊紀州攻めで焼失し、頭部だけが残り現在も保存されているんですって。
ここにも居た!
びんずるさん。
たぶんもともと赤かったんだろうけど、どんどん禿げて地の色が見えてしまったみたい。
年季が入っている証拠だ。
次回も読んでね^^
つづく