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日本航空システム障害復旧171便欠航
6月5日 21時05分

日本航空で起きたコンピューターシステムのトラブルは5日夕方に復旧しましたが、5日一日で合わせて171便が欠航しました。
6日は、ほぼ平常どおり運航できるということです。

日本航空によりますと、午前9時すぎ、旅客機に乗せる貨物のバランスを自動的に計算する社内のコンピューターシステムでトラブルが起きました。
このため手作業で計算することになり、出発に間に合わない便が相次ぎ、羽田や大阪を発着する便を中心に合わせて171便が欠航となり、およそ1万4000人の利用者に影響が出ました。
システムに保存されていた一部のデータを削除したところ、8時間後の午後5時ごろ復旧したということで、日本航空が原因を調べています。
羽田空港の出発ロビーでは日本航空の掲示板に欠航や遅れが表示され、カウンターには便の変更手続きなどを待つ人たちの長い列ができました。
このうち、福岡市の66歳の女性は、「東京で暮らす娘に会いに来ました。きょう中には福岡に帰りたいと思いますが、しかたがないです」と話していました。
また、徳島県の38歳の会社員の男性は、「出張の帰りですが、予約していた便が欠航になりました。ほかの便に乗り換えて帰りたい」と話していました。
日本航空によりますと、6日は機体のやりくりがつかないため、鹿児島発羽田行きの朝の1便が欠航します。
また同じグループの日本エアコミューターも、6日の福岡発宮崎行きの1便と、福岡と松山を結ぶ1往復2便の欠航を決めました。
このほかの便は平常どおり運航できるということです。

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