「ポストドクターの正規職への移行に関する研究」[DISCUSSION PAPER No.106]の公表について

本報告書では、ポストドクターから任期のない正規の雇用(正規職)への移行状況及び移行パターンを、文部科学省 科学技術・学術政策局 基盤政策課で実施した『ポストドクター等の雇用・進路に関する調査-大学・公的研究機関への全数調査(2009年度実績)』の個票データを用いて明らかにしています。また、正規職への移行に関する要因分析により、どのような人が正規職に移行しやすいか等、詳しく検討を行いました。

ポストドクターの正規職への移行は、一般大卒者に比べ著しく低い

以下の図表は、本研究で得られたポストドクターの正規職への移行率と、日本社会一般で契約社員や派遣社員などの非正規職から正規職への移行率を調べた他の調査とを比較したものです。ポストドクターの正規職への移行率は女性の方が低いのですが、他の学歴と比較すると男性の移行率の方が著しく低いことが分かりました。

DP106

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