原子力発電の燃料となるウランの国際スポット(随時取引)価格が一段と下がり、約9年ぶりの安値水準にある。日本で原発の再稼働に不透明感があるうえ、欧州などでも脱原発の動きがあり需要は低迷。カナダやアフリカの新規ウラン鉱山の生産も始まり、世界的に供給過剰感が強い。
ウランのスポット価格の指標となる米国内の取引価格は1ポンド30ドルを下回っている。年初に比べ2割安い。市場調査会社の米トレードテックによる…
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