2014年6月5日12時13分
京都市山科区の市立小学校で、授業中に騒いだ多動性のある1年生の男児(6)に対し、担任の20代の女性教諭が粘着テープを示し、男児がそのテープを口に貼った状態で計2回、授業を受けていたことがわかった。保護者が学校に抗議し、校長と担任は謝罪したという。
京都市教委によると、入学したばかりの男児が4月の授業中に歩き回ったり、大声をあげたりしたため、担任が「これを貼らなあかんかな」などと言って粘着テープを持ち出したという。学校側は「担任はテープの切れ端を男児の机に貼り、口に貼ったのは男児」と説明し、保護者側は「担任が口に貼った」と訴えているという。両者で話し合い、学校側が「テープを持ち出したこと自体、不適切だった」として、保護者に謝罪した。
児童は入学前の検診で多動性があるなどと診断された。保護者が普通学級を希望し、通っていたという。
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