財団法人体質研究会
* 平成22年9月1日登記により公益財団法人体質研究会に移行いたしました *
この法人は、体質及びこれに関連する遺伝、内分泌、血液、移植、微生物、放射線等に関する研究を行い、体質の改善に貢献することを目的として、研究調査、アイバンク、市民公開講座の開催、出版物の発行等の事業を行っています。
 
 ■ 財団活動の紹介

 放射線はどんな微量でも人体に悪影響を与えるのでしょうか? 放射線の健康への影響については、従来、原爆被曝の例がその基礎にされていましたが、それが一回の急性照射であることから、日常的に放射線被曝を受けている人々に関する疫学調査が重視されるようになってきました。
  本財団では、中国、インドなどの自然放射線の高い地域に何世代にもわたって住み続けている人々を対象に疫学調査を行なっています。

 放射線に対して、人々はある時にはそれを受け入れ、ある時には拒否すると言うことがしばしば見られます。市民は放射線をどのように受け止めているのでしょうか? 放射線を中心に、原子力利用の効用とリスクを分析し、正しくリスクを伝えるための方策を調査・検討しています。

 放射線照射は工業、医療、農業など多くの分野で使用されていますが、その利用の実態は一般にはほとんど知られていません。そこで、一般市民・消費者へ放射線照射利用の知識や状況を伝え、放射線利用についての理解を深めること、さらに、放射線照射の最新情報の提供を目標に活動しています。

 医学の発展は、分子生物学を基礎とする要素還元主義に基づくものでありましたが、近年、臓器を見て全身を見ない、病気を見て患者を診ない等の疑問が出されています。平成10年に要素還元主義を乗り越えて「いのち」をサイエンスするプロジェクトを立ち上げ5年が経過した後、それまでの理学中心のアプローチを反省して、文理の壁を取り払う「文理融合」を掲げた「いのちの科学」を進めてきました。更なる5年が過ぎた平成20年、男性研究者だけでなく、女性からの視点、宗教との関わりなど、より広い視野に立った「共に生きる」を掲げて、「いのちの科学」プロジェクト研究も第3期に入りました。学問と社会との架け橋の強化と分かり易さと価値観の共有を目指しています。


 角膜移植によって光を取り戻せる方々のために、啓発活動を行なうとともに、京都大学医学部眼科教室と連携して、眼球(角膜)提供者の受付登録業務を行なっています。
 

財団のプロフィール
 

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