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太陽光発電に参入 とまとランドいわき

 いわき市の農業生産法人「とまとランドいわき」は今年度、市内の関連会社敷地に太陽光発電設備を設置し、売電収益の一部を地元の農業後継者育成などに活用する取り組みを始める。
 農林水産省の地域還元型再生可能エネルギーモデル早期確立事業を活用して実施。設備容量は558キロワット。年間予想発電量は約64万2千キロワット時。今年9月ごろの稼働を予定している。設備設置は太陽光発電事業などを手掛ける兵庫県姫路市のフジプレアムが担当した。
 とまとランドいわきは発電した電力を全て東北電力に売却する。売電収益の約5%を市内の磐城農高の実習環境整備などに活用する。
 年内にも、今回発電設備を設置する隣接農地にさらに75基(出力412・5キロワット)を新設する予定。同法人は農林水産業者の技術改善と経営発展をたたえる平成25年度の農林水産祭で、園芸部門最高賞の天皇杯に選ばれた。

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フジプレアムがいわき市に設置した太陽光発電設備
フジプレアムがいわき市に設置した太陽光発電設備

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