5/4 on air
中村正人(DREAMS COME TRUE)
TOYOTA ROAD TO TOMORROW!
今月はマンスリーナビゲーター、
DREAMS COME TRUEの中村正人が、
エンターテイメントやファッション。
そしてビジネスからライフスタイルまで、
様々なジャンルの中にある、
「フェイバリット」=「お気に入り」を
紹介するプログラムです。
5/4 音楽を語る!(※ J-WAVEはホリデースペシャルの為放送休止しています。)
「お気に入りの音楽」

DREAMS COME TRUE全ての曲が僕のお気に入り
なんですけども、その他にですね、DREAMS COME TRUE
をやってる間にたくさんの出会いがありました。
その出会いの中で、元々僕はソウルミュージックとか
ジャズとかヒュージョンが大好きなんですけども、
そんな僕でさえロックにのめり込んでいく、
そんなようなきっかけがこのバンドのおかげでありました。
バンドの名前はですね、FUZZY CONTROLという
スリーピースバンドなんですけども、レッチリとか、
ま、オルタナロックの主流にかなり影響されてるという
ところもあるんですけども、ボーカルセンスの良さとか、
それからもちろん三人それぞれのテクニックが
素晴らしいところとか、独創的な曲の構成とか、
それら全てがですね、ソウルミュージックとかヒュージョン
好きの僕にも響きまして、特に三人のライブがまたすごい。
三人だけで完全にこのCDでやってることを再現する。
しかも三人ともボーカルがとれるということで、
本当に良いバンドなんですね。
でDREAMS COME TRUEもそうなんですけども、
やっぱりバンドっていうのはライブが命だなと
思っておりまして、ライブが素敵なバンドを常に
探していたんですけども、たまたまですね
このバンドと出会って、そしてこのバンドがですね、
もっともっと皆さんに聞いて欲しいなということで、
僕らDCT RECORDSという自主レーベルを
持ってるんですけども、そこでCDを出そうということに
なって、彼らのアルバムをですね、またはシングルを
創り続けてる訳なんですけども。
DREAMS COME TRUEの場合は一様にそのパソコンを
中心とした、まプログラミングと言いますか、
そういうものを中心として楽曲が成り立って
いくんですけども、FUZZY CONTROLの場合は
セッションから新曲がどんどん出てきていくという
そんなエキサイティングなバンドです。



「音楽の楽しみ方」

普段どんな風に音楽を楽しんでいるかと言えば24時間
音楽漬けという感じですけども、特に車に乗ってる時
ですよね、やっぱドライヴしてる時。
これはもうホントに音楽を聴く最大のチャンスで
ございまして、仕事の場所まであるいはスタジオまで
必ず自分で運転したりしてるんですけども、
その間音楽かけっぱなし。
ところがですね、やっぱり自分で音楽を選んでると、
あるいは今iPodとかそういうのに入れて皆さん選んで
音楽をかけてますけども、ここで良いのはですね、
楽しみ方で最高なのはラジオですね。
ラジオだとですね自分が好きだろうが好きじゃないだろうが、
趣味だろうがそうじゃなかろうがやっぱ音楽がどんどん
入ってきますよね。
そんなとこですごい出会いがあったりですね、
すごい発見があったり、あるいは以前から知ってるんだけど
ずっとそんなに好きじゃなかったのにある日突然
好きになったりとか、特に僕の場合はですね、ジョンレノン。
ビートルズ世代からちょっと遅いんですけども、
ずっとポール・マッカートニーが好きだったんですね。
ところがある日ですねラジオから聴こえてきた
ジョンレノンを聴いてですね、ハッとしたんですね。
これはすごいと。
特に彼のサウンドメイキングと言いますか、
今までポールのやっぱりポップさにちょっと
騙されていたところもあったんですけども、
フィルスペクターというもうポップ界、音楽会の大御所が
いますけども、彼がですねジョンレノンの世界を見事に
創り上げている。
そんな所がですね出会いとしてはすごいな。
でやっぱりラジオで音楽を楽しむっていうことがね、
ホントに素晴らしいんじゃんないかと思いますけどもね。
で車の中と言いますか、最近はそのラジカセという世代も
なくなったでしょうけどもね、ぜひですねリビングや部屋に
ですね、一台ミュージックプレイヤーを置いて頂いて
なんか音楽を流しながらですね一日中過ごして頂ければ
良いなと思っております。


「中村にとっての音楽とは」

ミュージシャン中村正人、まぁ自称と言いますか、
なんでもやってるミュージシャンでございますけども。
元々僕にとって音楽とは全てですね。
やはり中学生の時にですね吉田拓郎さんを聴いてから
衝撃的な音楽の出会い。
当時フォークギターで一人で弾き語りという。
しかもフォークギターが上手くないといけなかったんですね。
ただ曲を作ってるだけでもダメ、ただ歌が上手いだけでもダメ
、やっぱりフォークギターが上手くないとという、
まぁそれが僕の音楽との出会い、そして泉谷しげるさんとか
井上陽水さんに発展していって、ある日その人達の
レコーディングのバックを見ると、あれ、なかなかすごい
人達がいるぞ、そこには後藤次利さんとか高中正義さんとか
すごい人達がいて、そういう人達のルーツはなんだろうなぁ
と思っていると、ソウルミュージックの大御所達
だったんですね。
そんな所から僕にとっては音楽がまさに全てとなりまして、
その音楽を聴きたいが為にラジオを聴き始めた。
そのラジオではですね、深夜放送がありまして、
ま、大人なこともあります。学生時代にはわからないことも。
まさに音楽を通して、そしてラジオを通してですね、
もうこの人生を学んだと言っても過言ではない。
そして音楽にどれだけ助けられたか、それから音楽に
どれだけ勇気づけられたか、逆に言えば音楽でどれだけ
暴れたかということもありましてですね、
音楽が僕にとっては全てですね。
でまぁ音楽を通してバンドもやりましたからね、
そんなところで友達もいっぱい出来たし、
彼女を口説く為に音楽もやりましたし、
彼女の誕生日に音楽を贈ってフラれたりとか、
音楽にはですね、もうホントに僕の全てが入っております。
そんな最高な音楽、皆さんにはですねぜひ触れて頂きたいな
と思っております。
MY TIME TO SHINE / DREAMS COME TRUE
GONNA MAKE A LOVE SONG / FUZZY CONTROL
Superster / WHO THE BITCH
想像を超える明日へ / DREAMS COME TRUE