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「太陽光発電」が稼働 JA福島ビル敷地内に整備

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駐車場屋根に設置した太陽光パネル
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福島市のJA福島ビルを管理する県農協会館は2日、再生可能エネルギーの導入を進めるJAグループの拠点施設として同ビル敷地内に整備した太陽光発電設備の稼働を始めた。
敷地内の駐車場屋根に太陽光パネル390枚を設置。年間発電量は約10万キロワット時で、一般家庭約25世帯分に相当、東北電力に全量売電する。年間の二酸化炭素(CO2)削減量は約31トンと見込む。設備投資費は約4600万円。同ビル内に設置した液晶パネルに発電状況を表示する。
同ビルで稼働式を行い、県農協会館社長の大橋信夫JA福島五連副会長が「今後もJAグループで連携し、再生可能エネルギーの利活用による環境保全に力を入れる」とあいさつ。長島俊一JA福島中央会常務理事が「拠点施設への太陽光パネル設置を機に、取り組みに弾みをつけたい」と意欲を示した。
(2014年6月3日 福島民友トピックス)
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