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他力本願経営とは、悟りの経営であり、
永遠に続くゴーイング・コンサーンを目指した経営です。
他力本願と言いますと、他人を頼りにする、
依存するというイメージをもたれる方もいるかと思いますが、実は、全く正反対です。
自分の力で利益を上げているという自惚れが経営の危機の原因です。
他力本願経営とは、自分の力の無力さ、自社の力の無力さの自覚から生まれます。
このまま経営しても地獄しかない、
将来絶望と悟ること(自力経営の無力さの自覚)と、
こんな会社でもこれまで存続させてくれた他力(ステークホルダー全て)への感謝、
反省からはじまります。
そして、純粋に、経営者を筆頭に、全社員が他力への奉仕に目覚めた時が出発点となります。
多くの会社が、30年もしくは、3代まで続かないのは、
自力への慢心とまわりへの無慈悲です。
まわりへの無慈悲というのは、経営者自身の煩悩が一番の原因です。
煩悩とは、欲にかられる、怒り狂う、不平等心の3つです。
経営者が欲にかられると、社員も経営者に真似て、欲にかられます。
欲とは、食欲や性欲、所有欲などがあり、その欲望の陰には、犠牲者が必ずいます。
例えば、
食欲の場合、牛肉を食べればその牛を殺したことになりますし、
性欲の場合は、その相手を純粋に愛している人を踏みにじることになりますし、
所有欲の場合は、所有できない人の反感や、争いの元を生み出します。
経営者は欲を表に表してはいけないのに、
今の世の中は、
成功者、セレブ=手に入れたもの=お金で評価しますから、
世俗に飲み込まれると、今のはかない栄光は得られても、
永遠の経営者としての人格は最低となります。
経営者として、今の煩悩充足を目的にするのか、
未来永劫の経営者としての人格を目的にするかは、大きく違ってきます。
浄土真宗の一向一揆が、
なぜ、完全武装の織田信長軍と10年以上も戦い抜いて、
朝廷和解まで持ちこたえたか、
また、なぜ最大の宗派として現在もあるかは、
他力本願こそが、本気のマネジメントができるからです。
竹やりで、鉄砲の前に突き進む人が今いるでしょうか?
完全武装でも、営業できない人が山ほどいるのが現状です。
他力本願経営って、宗教?浄土真宗?と思われる方もいるかもしれませんが、全く宗派と関係ありません。
石川県出身の私、石川尚寛が、なぜ百姓が一向一揆であれだけ、
完全武装の武士相手に戦えたのかを研究した結果、自力への執着を捨てて、
他力への奉仕を少しづつ無理なく積み上げていくことが、
時間をおくと巨大なイワシの大群のごとく、
一心一向に向かわすのが自然の原理だからです。
つまり、
人間は、今のネットワーク社会の中で、奪い合い一方で、大自然の原理のごとく、
弱い立場のものが協調して、ひとつになって、生き抜くパワーがある。
日本の産業が資源がない中で、生き抜いてこれたのも、
このイワシの大群パワーがあったからと考えます。
今なぜ日本の産業がもろいかというと、イワシの大群が、
養殖ブリの大群になってしまい、与えられた餌を奪って、
外見おいしく見せることに長けているが、自分から餌を探してとることができず、また協調性をもって、
組織行動ができないからです。
つまり、
温室育ちで、ハングリーさがなく、また、一人っ子で、協調性、コミュニケーション能力が低い、
実は、非常にもろいのに、外見だけ一人前なので、ストレスに弱くうつ病になりやすい、
それが現状と思います。
自社も自分も無力で、絶望的状態というゼロの自覚と、
他力に受け入れられば無限の可能性がある2つの信心を持って、
一からやり直す経営が他力本願経営です。
お客さまの3つの無限「自由、平等、幸福」の実現に向けてサポートします。
我々ビジネスマンは、限られた時間、限られた条件の中で、目標達成をしようと
日々ストレスに追われています。石川尚寛は、
無限のストレス循環から、自由と平等、幸福を得る方法を教えます。
・無限の自由
みんなで幸せな世界を広げましょう、私たちの自由をとことんとことん、ひろげましょう
・無限の平等
みんなで。大きな仕事、自由と私たちは、まわりとの幸福と一心同体です。まわりの皆さまに反省し、まわりに感謝申し上げます。
・無限の幸福
人と比較の幸福ではなく、他力への貢献、一体感がストレスフリーな幸福を生み出します。それは、ごく自然な幸福感で、得られてまた失う不安がともなう幸福感と違います。無理がなく、自然な営みの中で味わう最高の幸福感が他力本願の悟りによってえられます。
この3つのミッション(使命)の実現のために、
米国では、経営者向けに瞑想教育が今ブームになっていますが、
日本でいち早くそれを取り入れて、瞑想を教育に取り入れています。
瞑想というと、怪しいという印象もあるかもしれませんが、
まったくスマートな瞑想法を教育しています。
また、企業からの受託研修では、民主的な研修を心がけて、楽しく、ためになる研修を行っています。
他力本願経営の悟りは、まず経営者、幹部からです。