ファレル、やらかしちゃったね(ロングバージョン)


日本語版を読む限りでは、ちと知能指数が心配な『ELLE』という雑誌。その表紙(※実物未確認だがUK版だと聞く)を飾るファレルの艶姿は……。

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あらら。
こんなことしたら、ネイティヴアメリカン・コミュニティから猛反発を喰うことは当然なのになあ。


ごくごく単純化して言うと……こうした扮装を見たアメリカ先住民は、「黒人がミンストレルショーを見た時の気分」を感じるということだ。

アフリカン・アメリカンの例にもれず、ファレルだって混血だろう。つまり先祖にはネイティヴアメリカンがいるかも知れない。
しかし、おそらくそれは免罪符にならない。本人がアイデンティティとして主張していて、先住民コミュニティに認められていない限り。せめて、ジミ・ヘンドリックスのように「チェロキー・ミスト」という曲くらいは作らないと。

きみ知るや、「自称ネイティヴアメリカン」のジョニー・デップがどれだけ叩かれたかを。


きみ知るや、「ワシントン・レッドスキンズ」「クリーヴランド・インディアンズ」「カンザスシティ・チーフス」といった「先住民系」チーム名に対する抗議活動の盛り上がりを。


話を『ELLE』に戻す。
もちろん、この写真のスタイリングは、雑誌側の仕込みによるものだろう。でもファレルは、それを拒否できない立ち場ではなかろうし、四十路になって、その反響が予想つかないのはマズいね。
それは、善悪や正義(そんなものがどこにある?)ではなく、礼儀もしくは処世術という意味で。

  1. gener80 reblogged this from elmaruyatch
  2. elmaruyatch posted this

Jun 04, 2014

20:56
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