KDDI、国内初となる外洋航行中の船舶型携帯電話基地局を経由した音声通信実験に成功。15km先でも通話OK

KDDIは海上保安庁と協力し、巡視船さつまの船上に船舶型携帯電話基地局を開設、実証実験を行いました。5月23日、鹿児島県志布志港にて実験結果の説明会を開催しました。説明会当日は、志布志港に県内を管轄する海上保安庁、警察、消防、自衛隊、国交省などが集結し、年次の鹿児島県総合防災訓練が開催されるタイミングでした。この防災訓練の模様を画像でお楽しみ下さい。

鹿児島県総合災害訓練

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海上保安庁、警察、消防、自衛の各車輌・航空機などが集結した総合防災訓練は、災害発生時における各機関の連携をはかるためのものです。今年度は、南海トラフ沿いを震源とする地震が発生し、津波と集中豪雨によって多数の負傷者や孤立住民が発生した状況を想定しています。

また今回、海上保安庁をモチーフにした映画「海猿」のようなヘリコプターによる救出訓練なども実施されました。なおヘリを使った訓練は、実際には海保ではなく海上自衛隊のヘリによるものです。