スマートフォン(高機能携帯電話)向けの無料通話・簡易メールサービスのLINE(東京都渋谷区)が、早ければ11月にも日米の証券取引所に株式上場する方向で検討していることが3日、分かった。上場で調達した資金で海外展開を加速するとともに、米国での知名度を高め利用者拡大を狙う。
関係者によると、東京証券取引所と米国のニューヨーク証券取引所かナスダック市場への上場を検討している。
同社は、韓国のIT大手ネイバーの子会社。無料通話のほか「スタンプ」と呼ばれるイラストを使った簡易メールが人気で、日本のほかアジアや欧州、インドなどでも急速に普及。会員数は日本で5千万人、世界で4億3千万人に達している。
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