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【ゴルフ】

近藤共弘 全英出場決めた

2014年6月2日 紙面から

◇ミズノ・オープン<最終日>

 ▽1日、岡山県笠岡市、JFE瀬戸内海GC(7382ヤード、パー72)▽晴れ、気温29・9度、風速2・2メートル▽賞金総額1億1000万円、優勝2200万円▽70選手(うちアマ1人)▽観衆5292人

 4位から発進の近藤共弘(36)が6バーディー、1ボギーの67をマークして通算11アンダーで3位タイとなり、今大会の上位4人(有資格者を除く)に与えられる7月の全英オープンの出場権を獲得した。近藤の全英出場は5年ぶり3度目。張棟圭(ジャン・ドンキュ)=韓国=が通算15アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。

 最終18番パー5。グリーン奥からの第3打をピン左10センチにぴたりとつけて、この日6個目のバーディーを奪った近藤は「全英を決めたのはもちろんですが、最終日にいいプレーができたのが久しぶりだったので良かったです」と笑顔を見せた。

 2番でバーディーを奪ったが、3番パー3でピンチを迎えた。第1打がグリーン左のマウンドを越えたラフ。2オンに失敗し、ピン左2・5メートルのボギーパットが残った。「これが外れたら終わり、と思って打った」。そのパットを沈めてピンチを最小限に食い止めた。

 「海外メジャーには1試合でも多く出たい」というが、5月26日に36ホールで行われた全米オープン予選は回避した。「(全米オープンが)日本プロと日本ゴルフツアー選手権の間で、日程的に厳しいと思ったし、持病(足底けん膜炎)のケアもあった。今大会はコースが好きで、イメージは良かった。上位4人枠は厳しいと思ったが、いい調子だったので」。過去5回ベスト10入りしている相性のいい舞台での戦いに絞った作戦が奏功した。

 全英は07年と09年の2度出場し、ともに予選落ち。今年の開催コース、ロイヤルリバプールは初見参。「これまでは緊張したし、技術もありませんでした。技術的には良くなっていると思う。自分の実力でどれくらいやれるか楽しみ。今回は4日間プレーしたい」。3度目の正直で予選突破を目指す。 (櫛谷和夫)

 

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