捨てないで!廃棄部分に豊富な栄養が含まれる3つの野菜・果物

2014年06月04日 17時00分

2014年06月04日 17時00分

タグ

shutterstock
shutterstock

 野菜や果物の皮など通常は捨てられてしまう部分にも、実は素晴らしい栄養分が豊富に含まれていることがある。

そうした廃棄部分は味や食感が悪かったりするのだが、調理方法や食べ方を工夫すれば違和感なく食べられるようになるのだ。

そんな捨てるにはもったいない野菜や果物の廃棄部分と食べ方を、『Use ‘healthy’ parts of food that get discarded』からいくつか紹介しよう。

タマネギの皮

 タマネギのパリパリの外皮は煮込んでも炒めてもそのまま残るため、通常はむいたら即座にゴミ箱行きだ。

しかし、ここに豊富に含まれるケルセチンは、血圧を下げたり、血流の詰まりを防ぐとされている。

また、このケルセチンは、ヒスタミンや他のアレルギー物質由来の炎症、例えば花粉症症状を和らげる作用も期待できるとのこと。

食べ方としては、スープなどを作る際に、他の具材と一緒に煮込み、食べる前に取り除くといったダシのような方法が勧められている。

メロンの皮

 高価なメロンの果肉を皮のギリギリ手前まで食べる人はいても、固い外皮まで食べる人は稀だ。普通は捨ててしまう。

メロンの皮には循環器の改善に効果があるとされるアミノ酸・シトルリンが豊富に含まれている。

このシトルリンは性機能障害にも効果が期待できるらしいので、心当たりのある方は積極的に摂取していきたい。

食べ方としては、ミキサーでフレッシュジュースを作る際に、実だけでなく皮も一緒に混ぜる方法が推奨されている。

ブロッコリーの葉

ブロッコリーの葉は繊維が固く、可食部分である花蕾や茎に比べるとやや苦味もあるので、通常は廃棄される。

しかし、この部分にはカロテノイドやビタミンA、ビタミンCなどが豊富に含まれている。

食べ方としては、アスパラガスと同じようにブロッコリーも全ての部分を切り落とすことなく蒸して食べる方法が挙げられている。

捨てればゴミ、食べれば栄養。廃棄部分を活用して、経済的かつ健康的な食生活を心掛けたい。

関連記事

0
会員登録しなくても投稿可能!
コメントを共有する