東京レター
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【社会】STAP細胞 主要論文も撤回同意 小保方氏、研究白紙にSTAP細胞の論文問題で、理化学研究所は四日、小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)が、関連する二本の論文のうち、これまで撤回に応じていなかった主要な論文についても撤回に同意したと明らかにした。もう一方の論文は取り下げ手続きが進んでおり、全論文が撤回されれば、STAP細胞の研究は白紙に戻る。 理研によると、撤回に同意したのは「アーティクル」と呼ばれる論文。STAP細胞の作製方法のほか、さまざまな組織に分化することを確かめた実験成果などが記されていた。小保方氏が撤回に同意すると署名した文書が三日、理研の共著者のもとに届いたという。理研は「小保方氏が不正を認めたのか、認めていないのか、同意の理由は分からない」としている。 理研の調査委員会は、小保方氏による捏造(ねつぞう)と改ざんの不正があったと認定。これを受け、理研は論文の撤回を勧告していた。小保方氏は四月九日の記者会見で「論文を撤回することは、その結論が完全な間違いであったと発表することになる。結論が正しい以上、撤回は正しい行為ではない」と主張していた。 PR情報
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