政治民主・前原氏 安全保障基本法草案を発表 海江田代表を揺さぶり   2014.6.4 23:17

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民主・前原氏 安全保障基本法草案を発表 海江田代表を揺さぶり   

2014.6.4 23:17

 前原誠司前国家戦略担当相ら民主党保守系議員は4日、国会内で会合を開き、集団的自衛権の行使を限定的に認める「安全保障基本法草案」をまとめた。会合には長島昭久元防衛副大臣や細野豪志前幹事長ら13議員が参加した。前原氏らは議員立法で今国会に提出する方針で、日本維新の会の橋下徹共同代表との連携を視野に、野党再編や集団的自衛権行使に消極的な海江田万里代表に揺さぶりをかける。

 草案は「わが国もしくは密接な関係にある国への武力攻撃で、必要最小限で他の選択肢がない」などの4要件を満たせば集団的自衛権の行使を容認する。

 前原氏は「党内のとりまとめでも集団的自衛権が全てだめだと決めていない。基本法をつくるのは大事なことだ」と訴えた。長島氏は記者団に「賛同してくれる他の野党の国会議員にも広く呼びかけたい」と述べ、他党の議員と共同提出する考えも示した。

 党の憲法提言は「基本法を制定する必要がある」としているが、海江田氏はこれまで「具体的なケースの中で考えられてくる」などと明言を避けてきている。

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