科学【STAP論文】2種の細胞、混合使用か 存在の証拠揺らぐ データ解析で判明+(2/2ページ)(2014.6.4 00:27

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【STAP論文】
2種の細胞、混合使用か 存在の証拠揺らぐ データ解析で判明

2014.6.4 00:27 (2/2ページ)STAP細胞

 これにより、STAP細胞の大きな特徴である胎盤に分化できる能力がTS細胞に由来していた可能性が浮上。遠藤氏は5月22日、理研に解析結果を報告し「偶然や間違いで起きるとは考えにくく、意図的に混ぜ合わせた可能性がある」などと話したという。

 理研は「この結果だけではSTAP細胞の存否を結論付けることはできない」として、理研内の再現実験チームの検証結果が出てから慎重に判断する方針だ。

 論文共著者の丹羽仁史・プロジェクトリーダーは4月の記者会見で、「ES細胞とTS細胞が均質に混ざり合ったものを作るのは、私の経験上困難だ」と否定していた。

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