7月28日 よる10:00〜11:51

「京都南署鑑識ファイル 京グルメ殺人事件〜最後の晩餐の謎!!」
※7月28日はよる10時00分からの放送となります。

脚 本
福島治子
監 督
伊藤寿浩
プロデューサー
佐藤凉一(テレビ朝日)
菊池 誠(アズバーズ)
松野千鶴子(アズバーズ)
制 作
テレビ朝日
アズバーズ

出演
円城寺りつ子  田中美里
志賀隆造    小林稔侍
大山主任    東 幹久
玉木刑事課長 黒田福美
花房香子    床嶋佳子
中村奈緒    遊井亮子
小嶋 稔     大浦龍宇一
平野美雪    山田麻衣子
常盤康介    長谷川朝晴
久坂竜子    茅島成美
          ほか

 京都南署の鑑識官・円城寺りつ子(田中美里)は後輩の常磐康介(長谷川朝晴)に誘われ、料理評論家・花房香子(床嶋佳子)のトークショーにやって来た。香子は有名な料理評論家で、高級料亭『六盛』を会場に開かれたこのトークショーも1席3万円と高価だが、大人気なのだという。
 流暢な香子のトークを聞きながら料理を楽しむりつ子たちだったが、突如、場内の照明が暗転! スポットライトを浴びて、新進気鋭のシェフ・小嶋稔(大浦龍宇一)が登場した。突然のなりゆきに驚く香子に、著書刊行の祝いとして真っ赤なバラの花束を渡す小嶋。スターシェフの登場に、康介はもちろん場内の客たちは大喜びだったが、香子は苛立ちを隠せない様子だった。

 翌朝、上司の志賀主任(小林稔侍)から、京都市内のマンションで若い女性の死体が発見されたという知らせを受け、りつ子は急いで現場に向かった。殺されていたのは、人気フードライターの高岡マリ(仁科仁美)。室内には物色した痕跡があり、一見、押し入り強盗の犯行のように思えたが、りつ子たちは指紋や足跡がきれいに消し去られていることに注目、顔見知りの犯行に違いないと考える。だが、最大の謎は窓ガラスが割られていたことだった。たとえ犯人が強盗を偽装しようとしたとしても、窓ガラスを割る音で周囲に犯行を気づかれるリスクは高い。犯人はなぜそんな危険を冒してまで窓ガラスを割ったのか、りつ子たちは不審に思う。

 その矢先、刑事課の大山主任(東幹久)の調べで、前夜、マリは花房香子とある店で会っていたことがわかる。実は、香子が長らく執筆してきた月刊誌の連載エッセイが打ち切りとなり、代わりにマリが書き手として起用されることが決定。香子はマリに恨みを抱いていたようなのだ。だが、香子はマリと会ったことは認めたものの、その後はホテルに帰ったといい、そのアリバイは、香子の秘書である中村奈緒(遊井亮子)も証言していた。
 そんな中、マリが、3年前に自殺したフレンチシェフ・平野祐司(斉藤陽一郎)の店でアルバイトしていたこと、そして、平野の死の直後からマリの暮らしぶりが派手になっていたことが判明。しかも、マリは死の直前に、平野の妻・美雪(山田麻衣子)が営むおばんざいの店を訪れていたこともわかった。美雪の写真を見たりつ子は、驚く。香子のトークショーで、りつ子の隣の席に座っていた女性だったのだ…!