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前所属事務所に“殺される”!!? 声優・林沙織、自殺予告騒動の舞台裏
2014年06月04日
声優の林沙織が、3日に自身のブログで自殺をほのめかすような言葉を綴ったことで大きな騒動になっている。林は昨年末に事務所を離れてフリーとなり、今年4月から現事務所に移籍しているが、前事務所を名指しした内容だったために様々な憶測を呼んでいる。
林が更新したブログの内容(現在は削除済み)は以下のようなものだった。
「今まで本当に幸せでした とてもとても、幸せでした 誰かを幸せにすることはできなかったかもしれないけれど、私は、幸せでした」
「アトミックモンキーが私を殺す アトミックモンキーの人間に私は殺される」
「皆さん、本当にありがとうございました そして、さようなら。天国から、皆の幸せを願って、祈っています」
「お父さん、お母さん、ごめんね でも私は十分生きたよ 幸せをたくさんくれてありがとう 憎しみで殺される私を、どうか許して」
最後は「さようなら」という言葉で締めくくられており、自殺を予期させるような物騒な文言が並んでいたことでファンを心配させる事態になった。
文中にある「アトミックモンキー」とは、杉田智和や関智一ら人気声優が所属している声優事務所。林は昨年末まで同事務所に所属していた。現在、林は3ヶ月間のフリー活動を経て、今年4月から声優・森川智之が代表を務める声優事務所・アクセルワンに移籍している。
すでに辞めた前事務所の名前と「殺される」という言葉により、ファンの間では退所をめぐって何らかのトラブルが起きたのではないかとの憶測が流れた。
騒動発覚から程なくして、現所属事務所のアクセルワンは公式サイトで「林沙織のブログにつきまして、ファンの皆様ならびに関係者の皆様には大変ご心配とご迷惑をお掛け致しましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「林沙織の無事は確認できております。本人は落ち着いてはいるのですが、まだ説明できる状態にない為、詳細が分かりましたら、改めてご報告させていただきます」と彼女の安否を明らかにした。
さらに「なお誰かに危害を加えられたという事実はございませんので、ご安心ください」と記しており、アトミックモンキー側を暗に擁護するコメントを付け加えている。アトミックモンキーも今回の騒動に困惑しており、アクセルワン側と連絡を取りながら事態を見守っているとのことだ。
林は大学卒業後にアトミックモンキーの養成所に入り、09年にラジオ番組「智一・美樹のラジオビッグバン」(文化放送)の第9期BPG(団員)に抜擢され、ネットラジオ番組などでも活躍。アニメ声優としては長らくモブキャラの担当が多かったが、昨年10月から今年3月まで放送された「はじめの一歩 Rising」(日本テレビ系)でヒロイン・間柴久美役を務めた。今後の活躍が期待されていた矢先だったのだが…。
「今年は新規の仕事がほとんどなく、パーソナリティーを務めていたネットラジオ番組も現事務所に移籍する直前に降板。悩んでいた様子だったといわれています。この原因について、本人がアトミックモンキーによる嫌がらせと感じる出来事があったのかもしれません。しかし、同事務所は業界に影響力のあるほどの大きな事務所ではない。アニメ声優としてはあまり実績のない林が、フリー転身や移籍によって仕事が減ってしまうのも当然といえば当然。何らかの被害妄想に陥った可能性もありますが、本人が説明できる状態ではなく、まだ何ともいえない段階です」(業界関係者)
声優業界では、7年前に大手事務所の社長(当時)がオーディション受講者の16歳少女に合格をチラつかせ、わいせつな行為を行ったとして逮捕される事件が起きており、それを発端に「枕営業」などの悪質なパワーハラスメントが横行しているのではないかと疑われたことがあった。そういった過去があっただけに、ネット上では今回の騒動を「メンヘラ」「かまってちゃん」と断じる向きと、「パワハラか」「嫌がらせがあったのでは」という意見で真っ二つに分かれている。果たして、本人の口から説明されることはあるのか注目したい。(佐藤勇馬)
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佐藤 勇馬
フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle
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