石原新党に維新から２２人参加、アントニオ猪木氏は？

記者会見し、記念撮影する日本維新の会の石原共同代表（前列右から４人目）ら Photo By 共同

　日本維新の会の石原慎太郎共同代表は４日夜、都内で新党発足に向けた準備会設立の会見を行い「分党」に伴い、自らが中心となって設立する新党に関し「仲間と同志が集まり至難の道を歩む決心をした。日本の政治に一石を投じたい」と表明した。新党準備会の初会合を５日に開く。７月下旬をめどに党名や綱領を確定させ、新党を正式に設立する方針。日本維新から２２人（衆２０、参２）が参加する。

　衆参６２議員のうち、９割を超える６０人近くが４日時点で分党後の対応を固めている。会見には２２人全員が顔をそろえた。ただ、この中に、石原氏の肝いりで立候補したアントニオ猪木参院議員の姿はなく、動向が注目される。結いの党との合流を目指す橋下徹共同代表を中心としたグループには、３５人程度が参加の考えだ。西岡新衆院議員は離党して無所属で活動する意向を表明した。