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馬から安倍首相まで鑑定した「観相学」の藤木相元さん死去
2014年06月04日 11時00分

馬の顔からダービーを予想したありし日の藤木さん(2012年5月)

 政治家から皇族、競走馬まで、本紙でさまざまな「顔」から人物などを分析してきた観相学の第一人者、藤木相元(ふじき・そうげん)さんが5月31日午後、慢性閉塞性肺疾患のため都内の病院で死去した。91歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで行った。お別れの会を開くが、日時、場所は未定。


 藤木さんは兵庫県出身で、顔立ちから運勢を占う「観相学」を研究し、1965年に嘉祥流観相学会を組織。それ以前を含めて約60年の鑑定歴が誇りだった。個人カウンセリングや企業の経営相談の傍ら、「笑っていいとも!」や「3時のあなた」など多くのテレビ番組に出演した。

 本紙でも国政選挙や皇室の慶事などの際に観相学の視点から、話題の人物に迫った。直近では、昨年7月の参院選で自民党を大勝させ、長期政権態勢を固めた安倍晋三首相(59)に「政治家に欠かせない額の3本の線がしっかり出ている」と第1次政権時との違いを指摘する一方、若作り風の選挙ポスターには「一国の首相たる者、重量感のある顔で勝負してもらいたかった」と苦言も呈した。

 2012年にはダービー予想にも挑戦。馬は人間と同じく「脳が顔を作る」といい、(1)鼻が大きいほどスタミナ豊富(2)目は外側にある方が視野が広く好ましい(3)額から鼻筋にかけての隆起は根性の度合いを表し、大きい方がいい――といった着目点を挙げた。レース結果の的中はならなかったが、ユニークな分析で話題に。

「顔というのは脳の考えが醸し出すもので、変化します」。これが藤木さんの持論で、「顔はメディア」とも言っていた。その観相学は女性の“セックス診断”にも応用されている。

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