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朱里が新生K―1参戦を猛アピール
2014年06月03日 16時00分

険しい表情で宮田氏(左)を糾弾する朱里

 男子にも負けません。二刀流ファイターの朱里(25)が2日、新生K―1参戦を猛アピールした。

 

 WNC、REINAで活躍する朱里はキックボクシングにも参戦し、3月には無敗のままKrush初代女子王座に就いた。Krushの女子エースになったはずだが、最近悲しい出来事が…。

 

 Krushの宮田充プロデューサーが運営に携わることになった「K―1 WORLD LEAGUE」の発足会見(5月29日)に、Krush王者から朱里だけ呼ばれなかったのだ。

 

「すごくショックでした。Krushの公式サイトにも『Krush王者が集結(女子の朱里を除く)』と書かれた。私のことが嫌いなのか、女子はダメなのか」と朱里はこの日、宮田氏に猛抗議。さらに「私はK―1に出たい。K―1は女子もやるべきです」と訴え、宮田氏も「しかと受け止めました」と考慮することを約束した。

 

 K―1参戦を実現するため、朱里は7・13後楽園ホール大会の初防衛戦で男子ルールに挑戦することを決断。谷山佳菜子を迎え撃つが、男子と同じ3分3R制(女子は通常2分3R)に臨み、男子に負けない体力を示すという。

 

「Krushの女子はKOとかの印象は受けない。そういうものを私が取り払って、激しい試合をする」。プロレス同様、朱里はキック界の壁もブチ破る覚悟だ。

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