ドイツ首相の携帯盗聴で捜査開始 連邦検察、スパイ容疑ドイツのメルケル首相(ゲッティ=共同) 【ワルシャワ共同】米国家安全保障局(NSA)がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していたとされる問題で、ドイツ連邦検察庁のランゲ検事総長は4日、連邦議会(下院)の法務委員会に出席し、スパイ容疑で正式な捜査を開始したことを明らかにした。DPA通信が報じた。 容疑者不詳として捜査を進める。NSAがドイツ国内で一般市民の通話記録や電子メールを大量に収集していたとされる問題についての捜査開始決定は先送りされた。 大衆紙ビルトによると、米情報機関がメルケル氏の携帯電話を盗聴するため、ドイツに要員を派遣していたことを示唆する十分な資料が得られたという。 【共同通信】
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