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ガソリン漏れ ゴム部品劣化か
06月04日 18時51分

ガソリン漏れ ゴム部品劣化か
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3日、福岡市城南区のガソリンスタンドでガソリンが漏れて、消防が住民に避難を呼びかけた問題でガソリンスタンドを所有する会社が会見を開いて、給油機のゴムの部品が劣化していたためガソリンが漏れたとみられると発表しました。
3日の午後4時半ごろ、福岡市城南区の「油山SS」でガソリンスタンドの調査をしていた工事関係者から「ガソリンが漏れて爆発のおそれがあるほどガスの濃度が高くなっている」と消防に通報があり、消防が周辺の住民174人に避難を呼びかけました。
これを受けて、ガソリンスタンドを所有するJX日鉱日石エネルギー株式会社が福岡市で会見を開き、九州支店業務グループの松本正マネージャーが「近くに住む方に不安な思いをさせ、深くお詫びしたい」と陳謝しました。
また、ガソリンが漏れた原因は、給油機のポンプのゴムの部品が劣化して隙間からガソリンが漏れ出て地面にしみこんだとみられると説明しました。
会社によりますと、このゴムは毎年、メーカーが点検を行っていて去年4月の点検では異常は見つからなかったということです。
会社は今後、土壌の調査を行って土を入れ替えるなど漏れたガソリンの回収を進め、部品の交換頻度を増やすなど再発防止策を検討することにしています。