マー、月間MVP ヤンキース新人では初の快挙!
2014年6月4日7時47分 スポーツ報知
米大リーグは3日、5月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグ投手部門でヤンキースの田中将大投手(25)が初選出された。
楽天から移籍1年目の田中将は5月、メジャー初完封を含む5勝(1敗)を挙げ、防御率1・88の好成績だった。
早くも田中将が賞を手にした。ヤンキースの新人が月間MVPの投手部門を受賞するのは1979年に同賞が制定されて以来初。日本選手が新人で受賞したのは1995年6月の野茂英雄投手(ドジャース)以来2人目。
5月に限らず田中将は全11試合で先発投手の評価基準となるクオリティースタート(投球回6以上で自責点3以下)をクリアしている。
日本選手が2年目以降で月間MVPを受賞したのは、96年9月にも選ばれている野茂のほか、98年5月と99年7月に伊良部秀輝投手(ヤンキース)、2004年8月にイチロー外野手(当時マリナーズ、現ヤンキース)、07年7月に松井秀喜外野手(ヤンキース)。
田中将大投手「うれしい。ほかにもたくさん投手はいるので、選ばれると思っていなかった。聞いたときは『あ、取れたんだ』という感じ。なかなか取ることが難しい賞だと思うが、これから何回も取れるように、そういう投球を繰り返していけるように頑張りたい」