注目の法案は、先月26日に共同発議され、来年から施行される見通し。その成否を判断する重要な尺度として、中央日報が挙げるのが「性格指数」だ。
日本では聞き慣れない言葉だが、韓国教育省が慶煕(キョンヒ)大学の研究チームに委託して開発したもので、今年から政府レベルでは初めて小中高生計4万5000人を対象に実施している。
例えば、「道にお金が落ちていれば、それを拾って買いたいものを買うか」「失敗・誤りを認めているか」といった107項目の質問を行い、100点満点で80点なら性格が「良好」と判断するという。
数値で性格が判断できるかについては疑問が残るが、当事者は真剣だ。慶煕大の教授は「昨年の調査で中学生の性格指数は69・8点で非常に深刻だった」と嘆いている。
「何でもかんでも数値化してランキングするのが大好き」(室谷氏)という韓国人らしい「指数」であり「法案」といえるが、隣国が道徳的に成熟するのであれば歓迎したいところ。
ついでに、「反日」なら何でもありの国民性も改造してほしいものだ。