早期完成へ計画前倒し 県道いわき石川線
県は、のり面崩落などの危険箇所を避けるために整備する県道いわき石川線・才鉢区間(3キロ)のバイパス化計画について、現地測量を約1年前倒しし、早期完成を目指す。
6月補正予算案に測量費2000万円を計上する。
佐藤雄平知事が2日の記者会見で明らかにした。
同区間は東日本大震災で大規模地滑りが発生したため、県は平成23年度に急峻(きゅうしゅん)な地形を避けるバイパス化計画に着手した。
現地測量は27年度の予定だったが、今年4月の大雨による土砂崩れで一帯が通行止めになるなど、早期のバイパス完成が求められ、計画を前倒しする。
事業完了は30年代前半の見込みだが、県は「できるだけ早く完成させたい」としている。
同区間を含む、いわき市遠野町−古殿町間(22キロ)は土砂崩れの復旧工事に伴い、4月5日から通行止めが続いている。
2014年06月03日 15時50分 配信
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