【カーリング】カーママ小笠原「刺激」近江谷&吉村加入後初の公開練習

2014年6月4日6時0分  スポーツ報知
  • 新体制で4年後の五輪でのメダル獲得を目指す北海道銀行の(左から)船山、近江谷、小笠原、吉村、小野寺

 2月のソチ五輪カーリング女子で5位に入賞した北海道銀行が3日、札幌市内で練習を公開した。新加入が発表されていた近江谷杏菜(24)が6月から本格合流。同じく新メンバーの吉村紗也香(22)を含め国際経験が豊富な5人のポジション争いが始まった。

 この日は近江谷が加わった5人の新体制で初めての公開練習。「高い目標を持って頑張りたい」と意気込みを口にした新メンバーの近江谷らは、チームに新たな刺激をもたらせた。近江谷はサードでバンクーバー五輪を経験。吉村はスキップで13年世界ジュニア(ロシア)の銅メダルを獲得。報道陣からポジションについての質問が飛ぶと、小笠原歩主将(35)は「コーチが決めるのでわからない。何も決まってません」と語った。

 小笠原は2人を歓迎し「どのポジションもこなせる2人で、チーム力が高まった」と話す一方、「いい意味で刺激になる」。2人は不在のリードの位置に入るだけではなく、場合によっては既存メンバーを脅かすほどの大変動をもたらす可能性もありそうだ。

 新チームは男女混合のアドヴィックス杯(北見・7月18日開幕)が“デビュー戦”となる。「チームが完成するのは4年後。それぞれ持ってるものを出し合い確立していければ」と小笠原。ゆっくりと熟成させながら4年後の平昌(ピョンチャン)五輪で悲願のメダルを狙う。

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