2014-06-04

大学の時にいた可愛い女の子

ってすべてマボロシだったんじゃないかって思えてきてる。

高校の時はクラスに一人や二人しかいなかったのに、大学に入ったら急にブワッと現れた。都内私立大学社会学部に行ったけど、女の子の4割くらいはキラキラして可愛かった。読者モデルやってるコとかもいたな。目がいつもニコニコ笑ってて目があったら幸せな気分になった。残念ながらサークルは男ばっかりだったが、学部の授業やゼミの時はウハウハだった。混んでる授業の時に、可愛い女の子の真後ろに座ってプーンと匂ってくるいい香りかいでるだけで幸せな気分になった。ゼミでは可愛い女の子と談笑してリア充になってた。

そして今。職場はまた高校時代に戻っている。いや以下だ。可愛い女の子はいないし、ふつうな女が2、3人とブスが少量いるだけだ。あとババアもいるな。あの頃のトキメキはない。目があってもドキドキしないし、女は昆虫みたいな目をしてる。裸眼は死んだ魚の目をしてるくせに変に黒目のデカコンタクトをするからだ。ああ、あの頃の可愛い女の子たちはどこに行ってしまったんだろうか。まだ大学にいるのかな。もしかしたら大学に住み着いてる妖精なのかもしれない。妖精ふつう女の子に乗り移って、可愛い女の子演出していたのかもしれない。今の自分にはもう確かめる手立てはないが、確かにあの頃の女の子は僕を輝かせていた。そして、僕の周りからはいなくなった。もう一度会いたい。後ろから匂いかいで、僕の胸の中をあの子芳香でいっぱいにしたい。今度平日休みをとって朝あの電車に乗ろうかな。あの”匂い”が、まだそこに残っているかもしれないから



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