Nature掲載のSTAP論文、2本とも撤回へ 20
ストーリー by hylom
どうなるSTAPと理研 部門より
どうなるSTAPと理研 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
Nature誌に掲載された2本のSTAP細胞関連論文について、研究ユニットリーダーの小保方氏が撤回に同意したと報じられている(毎日新聞、ZakZak)。
小保方氏は論文の撤回を否定していたが、疑義が指摘されていたNature掲載の2本目の論文については5月下旬に撤回に同意。さらに、1本目の主論文についてもこのたび撤回に同意したという。責任著者に名を連ねている米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授も撤回の意向を示しているようだ。
STAP細胞については理化学研究所統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員らが「STAP細胞を培養してできたとされる細胞が実験に使っていないはずの別の種類のマウスの細胞だった疑いが強い」という報告書を発表する(NHKニュース)など、まだその真偽に関わる話題は尽きない。
他の人は? (スコア:1)
この分野には詳しくないんですけど、他の著者は責任とらなくていいんですかね?
名前を連ねている以上、それなりの責任を取るのは当然だと思うのですが
問題無いなら自分の名誉、問題が起きたら知らねーよで通るんですかね
Re: (スコア:0)
この分野に限りませんが、
・1stとCorresponding Author
原則として論文全体に大きな責任がある。論文に問題があった場合には全面的に責任をとる。
・その他の共著者
少なくとも自分が担当した実験に関しては全面的に責任を負う。それ以外のパートに関しては、掲載誌などにより扱いが異なる。
ただ、あからさまに不審なデータに気づかない(または、あえて見逃した)、とか言う場合は相応の責任を問われる。
という感じじゃないかなあと。
掲載誌によって異なる部分は、雑誌の規約として
・共著者も論文全体に対し全面的に責任を負う
・共著者も論文全体に対し責任を負うが、その責は軽い
オボッハハハ (スコア:0)
驚き (スコア:0)
バカンティ教授、よく折れたな。
Re: (スコア:0)
客観的に見たらおいしいポジションだったとしても、やっぱり、最後の1人にはなりたくないだろう。
むしろ、NHKを含めたマスコミの取材能力の低さに愕然とせざるを得ない。これってkaho氏のことでしょ?三月初旬、つまり、理研が調査を始める前からこの話はスラドで何度も話題になってたんだから、生データと解析データをダウンロードして、手近な大学の生命情報学の人間にインタビューしたら、裏取れただろうに。子供の使いレベルだ。
http://slashdot.jp/journal/578529/ [slashdot.jp]
というか、この情報を知らずに今まで騒いでたという事実の方がびっくりだわ。今頃になって、関西テレビで「横浜と神戸の意思統一して欲しかった」って青山氏が言ってたけど、学問の世界に意思統一なんて必要ないだろう。金を使いまくる種類の話ならともかく、単なる解析結果の発表なんだから。
Re: (スコア:0)
小保方さんが再現実験に参加することになったからじゃないの。
タイミング的にはピッタリなんだよね。
Re:驚き (スコア:1)
どっちが先に降りたのか、
あるいは、相手が降りると知って自分も降りることに決めたのか、
が気になる。
Re: (スコア:0)
いまだバカンティを処罰しないハーバード大の方が驚きだわさ
小保方がやられたようだな… (スコア:0)
四天王もう残ってない… (´・ω・`)
Re: (スコア:0)
捏造四天王ぐらい、人類が居る限り何度でも現れますよ。
理研の理事会というのはこういう人達のようです (スコア:0)
Re: (スコア:0)
これで、「公表されていない重要な情報」ってのがkaho日記ならまだ良いが、
オホホポエムの事を指していたらどうしよう。
Re:理研の理事会というのはこういう人達のようです (スコア:1)
kahoさんのは公表されたデータのみを使って解析したものなので、
これにはひっかからないような。本人もこの辺注意されてたぽいですし。
# この通達自体は割と常識的だと思う
# これを勝手に公表していいかどうかはわからん。あまり良くない気はする。
Re: (スコア:0)
タイミングからいって、5月21日のNHKニュースでやってた内容を、NHKにリークしたやつじゃないの?
>不正と認定された2つの画像以外にも複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書を理化学研究所のチームがまとめていたことがNHKの取材で分かりました。
>理化学研究所は、これまで調査を行っていること自体公表していませんでした。
Re: (スコア:0)
公益通報者保護法というものもありますね。
Re: (スコア:0)
スラドの日記は通報先として相応しくないぞ。
通報するなら警察か文部科学省じゃないか。
Re: (スコア:0)
厚労省がこの体たらく [slashdot.jp]なのに、警察や文科省が信用できるのだろうか……
若山先生が解析依頼していた細胞もクロだった模様 (スコア:0)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-226441-storytopic-1.html [ryukyushimpo.jp]
kahoさんの解析と合わせて、もう実験自体が捏造だったと見るほかない状況なんだけど、理研は論文撤回するから調査は不要とかまだ言い続けるつもりなんですかね。
これ以上グダグダな対応続けてると理研自体が危ないと思うんだけど。
不正の全容は何も明らかになっていない。 (スコア:0)
/.J に足繁く通われている皆さんは既にご承知のように、
STAP細胞とやらの正体は単に
「酸につかって光って死ぬ細胞」
である疑いが濃厚なわけで、二本の論文に載っている実験は
「ほとんど全て捏造」と疑われているわけです。
理研の理事長や広報は「論文を撤回すれば不正の調査は行わない」などと、
にわかには信じがたい、研究者の風上にも置けない妄言を繰り返していますが、
先の論文調査委員会の調査は全く不十分で、
実質的な不正の調査はまだ始まってもいないと考えるべきです。
笹井氏が会見でも強調していた「STAP細胞は胎盤にも寄与する」という主張は、
時系列的には笹井氏のプロジェクト参加以降に、
特許出願や今回問題の論文で為されるようになっています。
一体誰が、いつ、どのような根拠で
「胎盤に寄与する」とか「胎盤も光る」という主張を始めたのか、
事実関係の解明が必要です。
また、共著者が論文作成に果たした役割や、小保方研や他のCDBのラボの
研究者・テクニカルスタッフの関与の有無などはほとんど明らかになっていません。
小保方氏が単独・独断で行った研究不正なのか、そうではないのかも
調査によって明らかにする必要があります。
他にも、再発防止の観点からは、三月初旬に kaho 氏が
監査・コンプライアンス室に通報した際、誰に、いつ情報が渡り、
誰がどのような根拠にもとづいて「調査不要」と判断したのかも
詳らかにすることが求められます。
Re: (スコア:0)
また、共著者が論文作成に果たした役割や、小保方研や他のCDBのラボの
研究者・テクニカルスタッフの関与の有無などはほとんど明らかになっていません。
小保方氏が単独・独断で行った研究不正なのか、そうではないのかも
調査によって明らかにする必要があります。
これはものすごく重要
小保方氏は従来の論文捏造事例に多く見られたような、「神の手」を持った一介の大学院生ではない
小保方氏はSTAP細胞の研究をするために(報道によれば特例扱いで?)グループリーダーとして理研に雇用されたのであって、小保方氏のボスたちは事件発覚後もSTAP現象は実在するというスタンスでものを言っていた
不正は学生個人のものであって、後になって考えてみれば「神の手」を持つ学生がいる時にだけ実験がうまくいくのはおかしいと思った~などという言い訳は通用しない