カイロ=川上泰徳
2014年6月4日22時31分
エジプトの大統領選挙委員会は3日夕、5月下旬にあった大統領選でシーシ前国防相(59)が97%の得票で当選したと正式に発表した。対立候補の左派政治家サバヒ氏(59)は3%の得票。投票率は47%だった。
発表の後、シーシ氏はテレビを通じて「いまは仕事をする時だ。仕事によって、エジプトによりよい明日をもたらし、安定を取り戻す」と訴えた。
シーシ氏は昨年7月にムルシ前大統領を排除した軍事クーデターを主導したが、経済や治安の安定を求める経済人ら富裕層の支持を得て、選挙前から当選が確実視されていた。
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朝日新聞国際報道部
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