西武 伊原監督が休養 残り試合は田辺コーチが代行
スポニチアネックス 6月4日(水)21時12分配信
西武は4日、DeNA戦の試合後に記者会見を行い、伊原春樹監督(65)が成績不振を理由に休養すると発表した。3日伊原監督から休養の申し入れがあったという。5日からの残り試合は田辺徳雄一軍打撃コーチ(48)が代行を務める。
【写真】試合後の休養会見で、一瞬目頭を押さえる伊原監督
西武はここ5年連続で優勝を逃し、昨季は2位で進んだクライマックスシリーズ(CS)もファーストステージで敗退。、渡辺久信監督の後を受け、今季1年契約で就任した伊原監督は、03年以来の西武監督に復帰となり、「優勝だけです。優勝します。パ・リーグをけん引していくのがライオンズ。セ・リーグの盟主である巨人に追いつき、追い越したのがライオンズ。常にリーグ優勝が宿命づけられている」とあいさつしていた。
だが、蓋を開けてみれば開幕3連敗スタートを切るなど5月25日には両リーグ最速で30敗目を喫し、ここまで20勝33敗でパ・リーグの最下位に低迷する状況に、異例の53試合目での休養となった。
伊原監督は広島・北川工高(現府中東高)から芝浦工大を経て1971年に西鉄(現西武)入団、巨人にも在籍し、80年に現役引退。通算成績は450試合で、打率・241、12本塁打、58打点。2002年に西武監督に就任し、1年目でリーグ優勝した。04年はオリックス監督、07年から巨人ヘッドコーチも務めた。
田辺コーチは山梨県出身。吉田から84年ドラフト2位で西武に入団。主に遊撃手として西武黄金期を支え、90年からのリーグ5連覇に貢献。99年に金銭トレードで巨人に移籍し、00年を最後に引退。通算成績は1229試合で打率・268、87本塁打、442打点。解説者を経て西武の2軍野手総合コーチ、2軍打撃コーチ、編成部プロ担当を務め、13年から一軍の打撃コーチを担当していた。
最終更新:6月4日(水)22時48分
Yahoo!ニュース関連記事
- 休養する西武の伊原監督=プロ野球写真(時事通信)21時58分
- 西武・伊原監督が無期限休養 田辺打撃コーチが監督代行写真(朝日新聞デジタル)21時37分
- 西武・伊原監督が休養「僕がひけばいい風吹く」(読売新聞)21時34分
- 西武・伊原監督が成績不振を理由に休養、田辺コーチが監督代行写真(サンケイスポーツ)21時29分
- <プロ野球>西武・伊原監督が休養 成績不振で本人申し入れ(毎日新聞)21時27分
WEBで話題の関連記事
※Buzzは自動抽出された記事です。
読み込み中…