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福島産アワビ 原発事故後初の出荷5月29日 16時44分
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東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、漁の自粛が続いていた福島県産のアワビが事故のあと初めて出荷されました。
福島県内で行われていたアワビ漁は原発事故のあと自粛が続いていましたが、放射性物質の検査の結果、安全性に問題はないとして今月19日から4年ぶりに試験的な漁としていわき市で再開されました。
29日は小名浜港の魚市場に市内の6つの地区で捕れた直径10センチ余りのアワビが50個ほど運び込まれ、漁協の職員が傷がないかどうかなどを確認しました。
アワビは市場で検査した結果、放射性物質は検出されなかったということで、30日の朝いわき市など県内4つの公設市場で競りなどにかけられます。
いわきのアワビは肉厚で味がよいとして原発事故の前は高値で取り引きされていたということで、漁業関係者は30日の競りの結果を注目しています。
出荷に立ち会った漁業者の馬目祐市さんは「ようやく再開できたという思いです。ぜひ皆さんに食べてほしい」と話していました。
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